人は寒い冬に、あえて極寒の地に赴く。
白銀の世界とパウダースノーを求めて。
今日は、寒いところが苦手にもかかわらず、趣味の1つがスノーボードという矛盾を持つ#旅オジが、北海道トマムにある【星野リゾート トマム ザ・タワー 】をご紹介します。
スキーリゾートとして有名ですが、その他にも楽しみ方は沢山あります。
4泊5日を満喫した冬の楽しみ方をご紹介します。
星野リゾート トマム ザ・タワーとは
トマム ザ・タワーへのアクセス
場所はこちらです。
新千歳空港からであれば、電車で約90分、バスライナーで約120分です。
電車の方が早いですが、バスライナーの場合には空港から直接ホテルまで行くので楽です。
電車の場合
片道料金:4,120円
南千歳駅⇒(JR特急とかち/JR特急あおぞら)⇒トマム駅
トマム駅⇒(無料バス)⇒トマム ザ・タワー
#旅オジは電車を利用しました。
Burtonのマイボードと共にウエアなどの大荷物キャリーバッグでの移動は大変でしたが、電車内には大荷物を置くスペースも用意されていて心配はいりません。
バスライナーの場合
片道料金:大人4,500円、子供3,500円
トマム ザ・タワーの客室
宿泊したお部屋は
【ザ・タワー1】スタンダードツインルーム
リビングとベッドルームが分かれているお部屋で、窓からはスキー場が見えます。
清潔感はありますが、建物自体は少し古い印象です、しかし一人が寝てしまっても一人はTVを見たりできるなどの利点があり。
ナイターで意気揚々と滑っているスキーヤー・スノーボーダーたちが眼下に見える、まさにゲレンデの終着点であります。
リビング
ベットルーム
トマム ザ・タワーの施設
ラウンジ
チェックインとともに訪れるウェルカムドリンク@シャンパン。
チェックインカウンター右後方にあるその場所は、極寒の地へと降り立った旅人や、滑り疲れてタワーへとたどり着いた人々がまず最初に立ち寄るべきオアシスです。
冷えた体を温めるホット飲料もさることながら、銀色のバケツに冷やされたシャンパンが。
ここのラウンジの飲み物は、宿泊客はフリーでいただけます。
まあ基本、皆さん暖かい飲み物を召しているのですが、私はシャンパンを毎日頂きました。
宿泊したのが年末年始であったので、元旦には御屠蘇(おとそ)がふるまわれるというサービスっぷり。
日本酒は飲めないのですが。
右も左も分からない白銀の世界で、時間の経過を教えてくれました。
ミナミナビーチ
トマム ザ・タワーにはインドアビーチの「ミナミナビーチ」があります。
極寒と常夏のコントラスト。
#旅オジは水着に着替え波と戯れることはしませんでしたが、温泉へ行く際にはここを通ります。
こちらは温水プールになっており、宿泊者は無料で遊ぶことが出来ます。
浅い場所もあり、浮き輪などもレンタルできることもありお子様連れのファミリーには、お楽しみが盛りだくさんです。
木林の湯
そして、ミナミナビーチ内にある「木林の湯」。
森に囲まれており、幻想的な景色を見ながら露天風呂を満喫できます。
こちらの露天風呂の他にも、内風呂やサウナもあります。
内湯から湯に入るまでの一瞬で体が凍り、そこから暖かな温泉でその氷を溶かす。なかなか出来る体験ではありません。
そして雪景色を眺めながらの露天風呂。最高でした。
#旅オジが訪れた年末年始は毎日混んではいましたが、客室のテレビからお風呂の込み具合を確認することが出来るので、その場で待つことはありません。
タワー(客室棟)からは、施設内循環バスで移動します。
星野リゾート トマムスキー場
旅の目的はスノーボード。
なので、4泊5日のすべてを雪山で過ごしました。
ゲレンデは壮大。
様々なコースとパウダースノーを堪能。
人はいましたが、コースによっては、あまり人が滑っていないところもあり気持ちよく滑ることが出来ます。
レベルも初級~上級まであるので、様々な人が楽しめます。
マップの左側がトマムマウンテン、右側がタワーマウンテンで、初心者にはタワーマウンテン側で滑るのがおススメの様です。
もちろん#旅オジは自己評価過大気味の難易度高めコースが多めです。
が、無理は禁物です。
トマムマウンテンの頂上には
・クラウドバー
・クラウドウォーク
がありました!景色は壮大。ブーツで椅子に座るのは困難で、座りたい人は落ちないように気を付けて。
氷の街アイスヴィレッジ
そして冬季限定のアイスビレッジ。
写真は2020年の冬のものです。
色々なお店が出店しています。
おススメは、「氷のBAR」。
カウントダウンでは、花火も打ちあがります。
おススメの氷のBAR。
こちらのお酒、グラスが氷で出来ています。
ノンアルコールもアルコールも両方あります。
アクティビティ
星野リゾートでは様々なアクティビティに申し込みが出来ます。
様々なアクティビティがありますが、バームクーヘンをつくれるアクティビティがあったので、申し込んでみました。
バームクーヘン好きとして、申し込まずにいられなかったのです。
そして自分でつくるバームクーヘンは格別!と思いたいところですが、見た目もあまり美しくなく。
もう少しうまく作れたのではとの想いが残りました。
たぶん次に行ったとしてもやると思います。
周辺レストラン
トマム ザ ・タワーの宿泊者が利用できる周辺のレストランは20店舗以上です。
すべてのお店に行くことは出来なかったので、実際に行ったレストランについてご紹介します。
OTTO SETTE TOMAMU(イタリアン)
相方が強く望んだイタリア料理をフルコースでいただけるレストラン「OTTO SETTE TOMAMU」。
私たちが宿泊した棟とは別のエリアにあり、バスでの移動となりました。
私たちは窓際ではなかったのですが、途中花火が上がり、窓際からは花火を望みながらの食事が出来そうです。
いつも花火が上がっているのかは分かりませんが。
コース料理と言う事もあり、金額は他のレストランと比べても高め(コース料金1人約15,000と飲み物代)。
でも美味。
予約制ではありますが、当日電話で確認したところ、空いている席もあったので焦って予約しなくても大丈夫そうです(行ったのは1月2日でした)。
レストラン内も高級感があります。
当日のメニューはこちら。
北海道ジンギスカンキング
北海道と言えば!
ジンギスカン。
当然の選択肢。
星野リゾート内のレストランで唯一のジンギスカンのお店です。
お値段は1人4,000円程度でした。
焼いている写真。綺麗じゃなくてすいません。
ジンギスカンなのでメインはラムなのですが、蝦夷鹿(えぞじか)もメニューにあったので頼んでみました。ジビエ、というやつです。
初食でしたが臭みがなく食べやすいお肉でした。
蝦夷活海(お鮨屋さん)
お鮨。
とっても美味しかったです!
これまた定番の海鮮系。北海道で食べるお鮨は、鮮度が違います(と思う)。と言う事で新鮮なお魚をたらふく頂きました。
OTTO SETTE TOMAMU(イタリアン)
こんな感じで、4泊5日は「長いんじゃね?」と思っていた初のスノーボード旅行でしたが、スノーボードだけでもゲレンデが広いため飽きは来ず楽しむことが出来ます。
ゲレンデで芯まで冷やされた身体をいやすべくのサウナや露天風呂の楽しみや、北海道ならではの食に舌鼓を打つこともでき、非常に充実した旅となりました。
上では書いていませんが、朝食も3~4種類の店でのバイキングで、北海道的な食が並んでいました。
スキーやスノーボードを楽しむ方には、非常にお勧めのリゾートです!
是非冬のトマムを楽しんでみてください。