サウナ好きの皆様は、普段どんな施設でサウナを楽しんでますか。
大自然の中で、己を最大限に開放できるサウナ。
それがネイチャー系サウナ施設です。
今回は、前回の『森のサウナ』に引き続き、徳島県のネイチャー系サウナ施設『シモノロ・パーマネント/谷のサウナ』を紹介します。
名前の付け方が同じなのは、森のサウナのオーナーさんと、谷のサウナのオーナーさんがお知り合いだからだそうです。
シモノロ・パーマネント(谷のサウナ)
高松空港から車で約1時間、高松駅から車で約1時間20分、徳島県の北西に位置する三好市の山の中。
シモノロ・パーマネントは、廃校となった小学校を利用した、三好市の木材活用に勤しみ、
サウナ利用や、宿泊、焚火やキャンプ、企業研修やワーケーションができる施設となっています。
途中国道から山に入ると細い山道が続きます。
運転にはお気をつけて。
『谷のサウナ』予約のご紹介
谷のサウナは「シモノロ・パーマネント」さんのホームページから予約ができます。
HPかリンクから、LINEお友達申請をして、LINE下部のメニューから、谷のサウナ予約を選択し、利用したい日付を指定します。
基本的にはグループ貸切で、2時間利用。
最大6名までと謳われておりますが、2名利用した#旅オジの感想では、部屋自体は4人でもキツキツな感じです。
予約した時間よりも少し早い時間にたどり着くと、すでにサウナ小屋からは白い煙がモクモクと。
利用開始時間に合わせて、オーナーさんが薪を準備してくれていました。
開始前にお金を払い、いざ、サウナタイムのスタート。
この辺は、『森のサウナ』と同じ感じです。
話を聞くと、このサウナは『森のサウナ』のオーナーさんに話を聞いて、『谷のサウナ』をつくったとのこと。
スタッフさんに元大工さんがいて、その方が作られたそうで、着替え室のつくりなどは、森のサウナをオマージュ。
サウナ利用料金
サウナ利用料金は、森のサウナと同じく、利用人数によって料金が変わります(2023年2月現在)。
1名追加 :2,750円(税込)
2名追加 :5,500円(税込)
3名追加 :8,250円(税込)
個人的には2~3名での利用をお勧めします。
サウナ利用方法
基本的に2時間貸切で利用できます。
サウナ小屋は、着替えられる部屋とサウナ室の2部屋があり、『森のサウナ』と異なり、着替え室の奥にはシャワー室があります。
それとは別に宿泊者用のおふろも利用できるようです。
水着に着替え、サウナ室を利用します。
タオルやポンチョなどは自身で用意してください。
飲料水は、炭酸水のペットボトルを1本頂けました。
サウナは、「薬草スチームサウナ」。
薪ストーブの上の釜の中に、既に薬草が入っており、グツグツと煮えていました。
そこからの立ち上る湯気が、スチームになっています。
サ室自体は細長く、奥に薪ストーブが鎮座し、手前のスペース両脇に木製ベンチが置いてある
ような構造です。
このベンチは奥行きはあまりありませんので胡坐をかくには少し狭く、横2人ずつ座ると、
少し圧迫感のあるくらいのキャパシティとなっています。
薬草の煮立ったお湯を、同じく薪ストーブの上に乗る石にかけてロウリュをします。
薬草の水は、サ室内に水道があり、補充することができます。
また、薪ストーブの薪投入も、自身で行い、炎管理・薪管理はセルフサービスです。
そして水風呂、外気浴へ!
薬草のスチームを存分に浴びたら、目の前の川へと飛び込みます。
川は浅く、大体は膝下程度、深いところでも腰といった感じ(季節により異なるかもしれませんが2月はこんな感じでした)。
寝転がり全体を浸ける。冷たい!
#旅オジは2月に施設利用。川の水は実に3℃ということでしたが、しっかりと浸かりました。
外気浴は、インフィニティチェアが4脚用意されていました。自然の川と森林を体で感じながらの外気浴は最高です。
森のサウナとはまた違った自然とのふれあい方ができます。
用意されているものとおすすめの持ち物
炭酸水を1本頂けるのと、サンダルはありましたが、タオルはありません。
あと、携帯を充電できるコンセントがあり、Bluetoothでつなげることができるスピーカーが用意されていました。
必要な持ち物は
● サウナハット(あれば便利)
● ポンチョ(あれば便利、特に寒い季節は)
最後に
「長閑(のどか)」というワードがぴったりな施設です。
川のせせらぎ、木々の音、鳥の声と自然にあふれる中、近くで遊んでいる子供たちの声も聞こえ、
都会の喧騒を忘れさせるコンテンツに溢れています。
時間を忘れ、2時間はあっという間でした。
#旅オジは、近くの橋の上から眺める川の景色(遠くに滝が見える)が気に入りました。
この施設も、『森のサウナ』と共に、再来訪したいサウナリストに加わりました。
色々と教えて頂いたオーナーさんにも感謝です。