サウナを愛するサ人憧れの地。
新潟県にもほど近い、長野県野尻湖の畔に位置する【The Sauna】@LAMP をご紹介します!
サウナ好きの方なら一度は名前を聞いたこあるのではないでしょうか?
サ人はこの施設の予約を取るために、解放される時間に合わせてホームページに張り付くがそれでも予約できない!とも言われる予約超難関施設。
黒姫山の伏流を引き込んだ水風呂や、野尻湖にダイレクトインというなんとも贅沢なロケーションにあり、サウナシュラン2019にもランクインしている施設です。
今回はそんなThe Saunaを堪能してきたので、ご紹介します。
The Saunaとは
株式会社LIGさんの運営しているゲストハウスLAMP野尻湖にあるサウナ施設が【The Sauna】です。
野田クラクションべべーさん(Twitter)が、サウナの本場であるフィンランド式サウナを日本で広めたいとの想いで立ち上げたところから始まりました。
アウトドア×サウナが売りであり、薪ストーブに熱せられた後、野尻湖にそのまま飛び込むことが出来るというフィンランドスタイルのサウナです。
宿泊とセットにしてアウトドアオプションも含めてサウナを楽しむこともできるし、日帰りでサウナだけ楽しむこともできる施設になっています。
アクセスは、「長野駅」からローカル線北しなの鉄道に乗り50分で「黒姫駅」で下車。そこからタクシーで10分です。
ローカル鉄道は1時間に1本間隔の為、電車で行くなら、新幹線で長野駅まで。
そこからレンタカーを借りる、というのが最もベストなアクセス方法ではないでしょうか。
長野駅からは車で約50分。
The Saunaの楽しみ方
さて、ここからThe Saunaの魅力に迫ります。
フィンランド式サウナ
フィンランドは、サウナの国。
オーロラとかありますが、カナダでもアラスカでも見られるとすると、フィンランドは?というと、フィンランド=サウナです。
日本人がお風呂に入るのと同じように、フィンランド人はサウナに入ります。
実に人口550万人に対し、200万のサウナ施設があるともいわれています。
フィンランドサウナは、ウェットが基本です。
自らで蒸気を生み出す「ロウリュ(löyly)」によって、自分にベストなサウナ環境をつくります。
また、「ヴィヒタ(Vihta)」という白樺の葉で、体をたたき血行を良くするなどもフィンランドサウナの特徴。
サウナと聞くと、カラッカラの「熱いだけ!」と思っている人も多いかもしれませんが、それは昭和スタイル。
今は日本でも本場の「フィンランドスタイル」を取り入れていて、若い男女がこぞってサウナに通っています。
自動で上から定期的に水(アロマ)を掛ける「オートロウリュ」や、自ら掛ける「セルフロウリュ」ができる施設も、結構あるのです。
The SAUNAには、計4つのフィンランドサウナが用意されており、ヴィヒタ(Vihta)の購入もできます。
時期によっては、ヴィヒタ(Vihta)サービスが受けられることも!
こちらは、サウナシュランの賞状と一緒に飾ってあったヴィヒタです。
川の水をひいた水風呂
サ人にとって大事なのは、サウナ後の「水風呂」。
この水風呂にこそ、サウナの醍醐味を感じている人も多くいます。
日本のサウナ施設は概ね14~18℃くらいが標準で、でもそれでは満足できず、「グルシン」(水の温度が一桁℃、シングルを逆さにしたもの)を求める人も多数。
そしてThe SAUNAの水風呂は、黒姫山の伏流を引き込んだ、天然もの。
1号サウナ、2号サウナ利用者は、この天然水に飛び込みます。
1~2分歩けば、野尻湖にダイレクトインもできます。
3号サウナ、4号サウナは一定時間プライベート利用(貸し切り)となり、スペース内の、こちらも天然水を引き込んだ水風呂が完備。
飲むこともできます。
この場所は長野県の山奥、冬は当然のごとく豪雪。
その季節は憧れの「雪ダイブ」も楽しめます。
貸切or他グループと(男女共用なので水着で)
The SAUNAは、計4つのフィンランド式サウナがあります。
1号サウナ(ユクシ)と、2号サウナ(カクシ)は、2時間制で利用できます。
グループ貸し切りもできますが、基本は、他のお客様などと一緒に楽しむスタイル。
1グループ6名利用です。
丸太でセルフビルドされたサウナの中には、大きな薪ストーブが設置され、その上に大量のサウナストーンが積まれています。
薄暗い小屋内で、パチパチと薪の燃える音を聞きながら、熱せられる環境は、フィンランドさながら。
3号サウナ(ネリャ)、4号サウナ(コルネ)は貸し切りのプライベートエリア。
柵で囲われた半オープンスペースに、サウナ小屋と水風呂、整いスペースが完備され、他人と交わることなく、気の置けない仲間たちとサウナを楽しむことができます。
但し、すべてのサウナは、裸で入ることはできません。
3、4号も半オープンなので、周りから「見えにくい」だけで見えます。
そのため、利用者はすべて、水着着用となります。
サウナに用意されているもの
サウナに重要なのは「水分補給」。冷たいお水やお茶を自由に飲むことができます。
また、塩分補給のための塩飴。
The SAUNAのキャラクター(熊)の金太郎飴もあります。
そして、施設にドリンクをオーダーすることもできます。
そして「整い」を得るための、各種チェア完備。
「整い」とは、熱いサウナで熱された身体を、冷たい水風呂で冷やした後の休憩タイムを言います。
The SAUNAの環境は最高。
自然の森に囲まれた中で、木漏れ日を感じながらの整いは、都会ではなかなか味わうことができません。
サ飯も最高
宿泊施設なので、食事もメニューが豊富にあります。
お昼はサウナを楽しみながら、ハンバーガーが定番コース。
水の音を聞きながら、森の中でハンバーガーにかぶりつく。
サウナ後の夕方は、メニューも豊富。お酒を楽しみながら、おつまみを頂き、
サウナの感想を語り合うのは、最高に楽しい一時。
長野県ですので「野沢菜推し」、野沢菜ポテトサラダが美味でした。
最後の締めは、勿論「ラム麻婆」。
舌鼓、打ちまくりです。
ラム麻婆はこの施設の有名メニューです。
是非、味わってみてください!
早朝からのテントサウナ&SAP
宿泊プランはいくつかあります。
今回は「早朝テントサウナ&SAP体験プラン」で宿泊しました。
朝の6時から、野尻湖へ移動。
めっちゃ早いのですが、この施設、消灯時間が決められており、22時には電気が消えますので睡眠時間は十二分。
野尻湖には、SAPのボードが既に並べて用意されており、インストラクターさんの指導を受けて、まずはSAPで湖へと漕ぎ出します。
初めてでも湖は波がないため、容易に立ち上がり移動することが出来ます。
ひとしきりSAPの乗り方を教わった後は、早朝サウナ!
湖畔にテントが設置されており、既に薪ストーブには薪がくべられ100℃近い状態です。
このサウナの醍醐味は、テントを出たらすぐ野尻湖。当然のごとく、野尻湖ドボン!です。
湖畔には整いイス(インフィニティチェア)が設置されていますが、何よりも最高だったのは、
テントサウナ➡野尻湖ドボンからの、SAPを湖に浮かべその上に寝転ぶという、『水面浮遊整い』です。
早朝の鳥の声を聴きながら、ゆらゆらと揺られながら、浮遊感たっぷりの整いは、まるで天国の如く。
サ人は絶対に体験してみてください!
予約方法(予約のコツ)
The Saunaは人気の施設であるため、予約するのは難しいです。
予約のコツがあるので、参考にしてください。
1.LINE友達登録
LINEで友達登録をしておくと、予約解放日など、いち早くお知らせしてもらえます。
@lampnojirikoで検索してみてください。
2.Twitterフォロー
Twitterでも予約日の告知がされていますので、LINE使用されてない方はTwitterのフォローをお勧めします。
3.予約方法
LINEの友達登録やTwitterにより、予約解放日のお知らせがあります。
予約は約3ヶ月後からになるため、予約解放日が分かり次第サイトより予約を行います。
予約解放時間に合わせて、予約をしてみてください。
ユクシ、カクシ、コルメ、ネリャの各Saunaの予約が出来ます。
ユクシ、カクシは他の人と一緒に入るスタイル
コルメ、ネリャは3時間貸切予約となります。
※個別予約はキャンセル待ちも出来ますし、たまに空きが出ますので、こまめにサイトを見ると予約できるかもしれません。
宿泊や、サウナ以外にも楽しみたい方はこちらのリンク先から申し込みしてください。
予約解放からすぐに埋まってしまうため、下記3点事前にやっておくことをおススメします。
・入力情報はコピーし貼り付けられるようにしておく(住所等)
・どのプランでいつ予約するのか、第2候補やオプションも含めて決めておく
まとめ
【The Sauna】@LAMP をご紹介しました。
噂通り、最高のサウナ施設でした。
是非一度訪れてみてください!